着物を捨てずに形を変える断捨離。仕立て直して新しい思い出作り

着物 断捨離 仕立て直し

着物の良いところのひとつに仕立て直しが出来るという点があります。

着物の断捨離で友人に譲れればいいんですが、買い取りに出したとしても引き取ってもらえないことがあります。
そうした場合ゴミとして捨てるのが普通ですが、新しい形に仕立て直した方も多くいて、当サイトにも口コミが寄せられました。

仕立直しで不要の着物を有効活用することも、物ではなく形を捨てるという断捨離なのかもしれませんね。

母からの思い出の着物を仕立て直し。別の着物は捨てる断捨離でスッキリ

大阪府羽曳野市にお住まいの50歳女性(会社員)sさんの口コミ

母から譲り受けた思い出の着物

2つの種類の断捨離です。

1つは、私の実母がいつだったか「お母さんが結婚する時にお母さんのお母さんがお金がない中、買って持たせてくれた着物だよ」ともらいました。

私の結婚の時に着物を持たせてくれたのですが、それとは別の母の大事にしまっていた想い出の着物です。

仕立て直しをするママ友との出会いがきっかけ

もらうことになったきっかけは私の夫は転勤族で札幌に引っ越しをした時のことです。

子供が小さかったので子供が遊ぶ時には母親も一緒に付き添うことが多く、その時に知り合ったママ友が着物のリフォームをしている人でした。

話を聞いた母からドレスの仕立て直し用に着物を譲り受ける

そのママ友の話を母にした時、自分はしまい込んで着る機会もないから当時ピアノ教室や音楽会の仕事をしていた私にドレスにリフォームして着て欲しいと着物をくれました。

着物をリフォーム(仕立直し)して演奏会用のドレスに変身

早速、友達に頼みドレスにリフォームして演奏会で数回着用。

「断捨離=処分」ではなくてリフォーム(仕立直し)することで和風を洋風に仕立て直し、しまい込んで何十年も眠っていた着物がドレスに変わり、また陽の目を見ることになりました。

母の大切な思い出ごと、私も大切にしています。

負の思い出の詰まった着物を断捨離でスッキリ

もう1つは、姑が結婚する時に夫に持たせていた着物。

姑は着物が好きで自慢げに男物(夫)の着物を持たせていました。

ついでに、夫の祖母が亡くなって祖母の着物を私にくれました。

しかしながら、着物を着る機会なんてなく、姑にはいじめ、嫌がらせ、散々な目にあわされていたので見るだけで腹が立つものでしたから札幌から大阪に戻る引っ越しの時ごみの日にゴミ袋 実に3袋分、出してスッキリ。
タンスの中だけでなく気持ちもスッキリです。引っ越しのおかげで処分することが出来たと思っています。

 

母からの相談で譲り切れなかった着物を仕立て直して形を変える断捨離

三重県いなべ市にお住まいの51歳女性(会社員)wさんの口コミ

母からの相談で着物の処分を考えはじめました

私と今は亡き私の母が行なった断捨離の思い出です。

今から何年も前のこと。きっかけは当時身体が弱ってきていた母から着物を処分したいと相談された事でした。

着物に入れ込んで良い着物をたくさん買った母

母は着道楽と言いますか、呉服屋さんに行っておしゃべりに付き合ってもらう代わりに色々と買いこんでしまうような人でした。流石に毎回仕立てたりはしませんが帯留めや足袋を買うのはしょっちゅうで、言い方は悪いですがカモにされていたんだろうと思います。

まあ着物自体は割と良い品だったようですが。

母のタンスを開けると中にはたくさんの着物と帯

背が高く、おはしょりがし辛い身体つきの私は昔から着物に興味がありませんでしたからお店に一緒に行く事もありませんでした。

目が飛び出る程の散財でなければ良いと思っていたぐらいで、相談を受けて改めて確認するまで箪笥の中に着物が何枚有るのか把握してはいませんでした。

開いて見た時はとても困惑しました。

二竿しかない箪笥には着物と帯と小物達がギチギチに入っていたのです。

あらゆるツテを頼って譲る先を探したんですが

私は慌てて引き取り手を探しました。
兄弟姉妹、親戚や知人、果ては地域のコミュニティ紙にまで範囲を広げて出来る限り引き取ってもらいました。

それでも数枚の着物とそれに合わせて買った小物が残ってしまいました。

偶然見つけた着物のリフォームという言葉をきっかけに仕立て直しへ

後はもう、ネットで売るしかないなと考えた私はパソコンに向かって「着物」と打ち込んだのです。

するとその時、画面の中に「着物のリフォーム」という言葉が浮かびました。
なんと着物をリフォームして洋服を作るというお店の案内だったのです。
着物を着るのが辛くなった母でしたが、洋服なら大丈夫。

私から話を聞いた母もこの話を聞いて大乗り気になり、手元に残った数枚を全て洋服へとリフォームしてもらいました。

着物を洋服に仕立て直す新しい断捨離の形

とても着易く仕立ててもらった着物=洋服を着た母は嬉し過ぎて「これを着たところを写真に撮って」と言い出し、まるでモデルさんみたいにウキウキしながらカメラに笑顔を向けていました。

この時撮った写真の一枚が数年後母の遺影に選ばれて、今も実家に飾られています。

断捨離というと、ただ捨てるか、誰かにあげてしまうというイメージでしたが品物を活かすやり方は色々あるものだなぁ。良い処分が出来たなあと今は思っています。

 

着物の最後の処分は捨てる断捨離だけじゃない。仕立て直して新しく着る

着物を仕立て直し(リフォーム)された方の口コミの内容はいかがでしたでしょうか、断捨離といえば本来は捨てることです。

でも、今までの形を捨てるという断捨離も素敵ですよね。

 

着物を洋服として仕立直しすることで、思い出のつまった着物をまた着ることができてお母様もとてもうれしかったんでしょうね。

思い出はかけがえないものだから、とても喜ばれた場面が目に浮かぶようです。

こうして仕立て直しやリフォームをすることで着物を着る物として洋服という新しい形で命を吹き込むのもオススメです。